お正月の期間はいつからいつまで?2024年の干支と恵方は?お正月の飾り物はどうするの?

一年の始まりといえばお正月ですね。

おせち料理やお雑煮を食べたり、凧揚げやすごろくやかるたなどのゲームをいっぱいしたことを思い出します。

ゲイラカイトという斬新な凧が流行して、昔ながらの日本の凧と比べてとてもよく上がる様子に、当時はびっくりしたものです。

今までの人生で何度も「お正月」を過ごしてきましたが、お正月はいつなのか?門松や鏡餅やしめ縄などのお正月飾りをかざったりするのはどうしてなのか?

お正月の事について、いままであまり関心を持った事がありませんでした。

今回興味をもってお正月についての「どうして?」について調べてみました。

よろしければ、最後までお付き合い下さい。

Contents

お正月の期間は、いつからいつまで?

お正月というのは、いつからいつまでの事をそう呼ぶのでしょうか?

今ではコンビニはもちろんですが、スーパーなども元日から営業しているお店もありますよね。

お正月の期間については、特に決まりはないようです。

・1月1日と2日と3日の三が日と呼ばれる3日間

・松の内と呼ばれる、1月1日から1月7日の7日間(関西では15日まで)

この二つの考え方が一般的みたいですね。

松の内というのは、門松などの松飾りを飾っておく期間の事で、お正月に神様が家に来てもらえるように目印として飾る、古くから日本に伝わる風習です。

関東では、七草粥を食べる1月7日まで。

関西では、1月15日までと地域によって違いがあります。

1月1日の元日は、国民の休日となっていて一般の企業や会社なども2日や3日はお休みのところが多いです。

公共交通機関も1月1日・2日・3日の3日間は休日ダイヤで、官公庁なども4日が仕事始めだということを考えると、三が日の3日間がお正月ということが多いです。

元日と元旦ってよく似ていていますよね。
元旦は、年賀状によく書かれています。

元旦というのは、元日の朝(午前中)の事をそう呼び1月1日の朝に届く年賀状にピッタリの言葉なのですね。

2024年の干支と恵方は?

2024年・令和6年は辰(龍)年です。

動物に例えると、竜(龍)ですね。

十二支の「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)」の中でスタートから2番目の年になります。

初詣にでかけるなら、出来れば吉とされる方角である恵方に該当する神社やお寺に、お参りをして、そのご利益にあやかりたいです。

「恵方」とは「西南西」「南南東」「北北西」「東北東」の4つの方角があり、その年の福徳を司る歳徳神である神様がおられる方角の事で毎年方角が変わります。

十干(じっかん)には、決められた数字や方角があって、西暦の末尾の数字でその年の恵方の方角がわかったりします。

「2」と「7」なら「北北西」

「4」と「9」なら「東北東」

「1」と「3」と「6」と「8」なら「南南東」

「0」と「5」の数字なら「西南西」

令和6年の西暦は2024年です。

その西暦の末尾の数字は「4」なので恵方は「東北東」になります。

お正月の飾り物、鏡餅はどの方角に飾るの

お正月の飾り物と言えば、「門松」「しめ縄」「鏡餅」「正月花」ですね。

お正月には、幸せをもたらしてくれる神様である年神様が迷うことがないように飾り物をします。

鏡餅は、歳神様が宿る拠り所といわれています。

お供えするよい方角は、その年の恵方である「東北東」、飾りの正面はできれば南向きが理想です。

南向きが難しい場合は東向きでも良いとされています。

せっかくありがたい神様が来て下さるのなら、失礼がないようにきれいにしておきたいものですね♪

お正月の飾り物は、松の内という期間が明けたら処分をします。

松の内の期間は、地域により違いがありおもに関東では1月7日、関西では1月15日と地域により違いがあります。

お正月飾りは、1月15日の大正月に行われる「どんど焼き」でお焚き上げの時のその煙とともに神様に帰っていただくとされていますので、このような方法で処分をするのが望ましいです。

おわりに

今まではお正月をなんとなくで過ごしていた感じでしたが、ありがたい歳神様がお正月に来て下さる事や、鏡餅を拠り所とされる事を知ってとても神聖に気持ちになりました。

これからは、日本の古き良き風習に見習ってより良いお正月を迎えていきたいと思いました。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。